にわとりおかんの極上日和        
ダンシとは宇宙人なり!サイエンスマニアの親子日記☆
多分あんまり知られてない 不登校の理由の一つ


昨日の記事とつなげて、
不登校の理由について。

はっきりとわかる理由で行けない子もいるし、
いじめなどの様子もないのに、
なぜか行けない子もいます。

原因がわかれば、それを取り除いたり
することで対処したり、方向性を見出したりできますが。

理由がわからない場合は、
周りの大人も深く悩みます。


その理由に、少し思い当たることがあります。

でもたぶんあんまり知られていないし、
当事者でないと
理解できない理由だと思うんだけどね。



生きづらさについての記事にも書きましたが、
人の感情が滝のように入ってくるたちなので。

(ちなみに、「私ってこんな繊細でしょ?!」と
自慢しているのとは全く違います。
そんなよいものではありません。
やっかいな性質です。)

今でこそ、わざと心のシャッターをおろして
鈍感になることでやり過ごしますが。

こどもの頃は
そんなこともまだ上手にできません。



こども特有の、残酷でむき出しの悪意。

無責任で、根拠もない、
とげがでっぱなしの悪意。

そんなものに、モロにやられます。

しかも言った本人は悪意がばれているなんて
気付かぬ様子。

いや、くっきり分かるんですけど!
本気でばれてないって思ってるんか?!



そうかと思えば、
先生の悪意にもやられてしまいます。

先生が機嫌が悪いこと、
それがわたしたちこどもと全く関係のない
先生の中のイライラだということ、
それをわたしたちに当てているということ、
こども心にも理不尽だということ、

そんな思いが交錯して、グルグルします。

イライラしがちな先生、
自分は大人で相手はこどもだから
バレないと思ってませんか?!

こどもでも、分かるんですよ、ちゃんと。
先生の言い分が筋の通ったもんかどうかくらい。
見くびっちゃだめ!



そうした悪意が、
自分だけに向けられたものなら。

自分がしたことが原因かどうか
探ることもできるのでしょうが。

問題は、自分と関係ないこうした悪意も
つぶさに拾ってしまうことです。

これは上でのリンク「生きづらさについての記事」にも
書きましたが、
他人同士の悪意のぶつけ合いで、
自分とは関係ないところで気分が悪くなってしまうのと
同じです。



自分でなくても、
誰かがいじめられていれば。

そこにある悪意が、
いじめられている子の負の感情が、
みんな心に入ってきちゃって。
気分が悪くなるのです。



必要以上に、
異様なレベルで叱責されている
場面などに出会うと。

気分が悪くなる。

物に当たっている様子を目にしても、
ほんとーに、気分悪い。



残念ながら似たようなことは、
大人の世界にも存在します。

いつも悪態をつき、他人をこき下ろしてばかり。
そのくせ当人は尊大なだけで
中身に徳を伴わない人間。

そうした人は、わたしだけではなく
周りの人たちに多大なストレスを与えます。

ところが当人は、いたって平気で、
「いやなら気にしなきゃいい」なんて
平気で言うものです。

本当にそうでしょうか。



周りの人にそんな気持ちを
垂れ流し続けるのは、

ワタシから言わせると

公害と同じ。

たくさんの先生と、
たくさんのこどもたちがともに生活する学校生活。
人と人との組み合わせによっては、
このような どす黒いよどみは
少なからず 存在するのです。

ましてや、こどもたちはその事自体を
把握したり、心のシャッターを下ろしたり、
距離を置いたりすることができるほど、
大人ではありません。

よくわからないけれど、
言ってることがなんだかおかしかった、
なんだかモヤモヤ、気分が悪い、

・・・・ということになるのです。



絶えず緊張を強いられ、

心はモヤモヤしたまんま。

思わずため息も漏れるというもの。



・・・・という結論に至るわけです。



私と似た性質を持った子は、
おそらくこんな感じで学校生活を過ごしています。

いやなことがあっても、
大好きな友達がいたり、大好きな先生がいれば、
それで大分違うんだと思うんだけどね・・・・

「学校が大好き!」
「学校に行きたくてしょうがない!」
とは、ならないんだよな~

ただ、私は「学校が嫌い」にはなりませんでした。
これは、病弱だったせいで学校を休みがちだったので
(仮病じゃないよ)
自然と学校と距離を置くことができていたから、
バランスが取れていたのかも。

だから、体が元気で
学校に行かざるを得ない子だったら、
「学校に行きたくない」と思う事もあるだろうな、
不登校につながる子もいるだろうな、

そんな風に理解できるわけです。



多分表立っては書かれていない
不登校の理由の一つじゃないかなあと思います。

そして、意外とこういった理由で
学校に行けない子は多いのではないだろうか、

そんな風にも思います。



先生とのことについて、いじめについて、
これからも不定期で少しずつ
こどもたちに伝えていきたいことを
描いていこうと思います。
そのときは、おつきあいくださいませ。

とりあえず、この内容が続くとブログが
重たい内容になってしまうので。
明日は気分一新、ゆるネタを描く予定。

お楽しみに!

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18歳の息子をもつ、「おかん」です。
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