![]() ![]() 当時読んでいたというのは もっぱら三島由紀夫。 とにかくめっちゃドはまりしててですね、 最初に読んだのはなんだったかな。 金閣寺だったか、他の話だったかは覚えてないのですが、 とにかく古本屋で著書を買いあさって、 浴びるように著書を読みまくっていたのです。 対談集とかになると持っていないものもありますが、 おそらく小説ではほぼ全ての著書がうちにあります。 ![]() いまだに、だれか一人好きな小説家をあげよ、と言われたら。 迷わず三島由紀夫。 その文章の美しさは、いまだに魅了されています。 ![]() 三島由紀夫の著書を読み切ってしまいそう、 というときに次に誰の本を読もうかなと思い。 白羽の矢を立てたのが、大江健三郎さんの本。 ![]() 最初に読んだのが、「死者の奢り」。 ![]() 読んだときの衝撃はすごかったです。 さんざん三島文学にはまっていたので、 世界観が全然違う。 美しき世界から、生々しく重い世界に 引きずり込まれたような衝撃でした。 ![]() 「死者の奢り」は舞台設定も重いものではありましたが、 それだけではなくって、 大江さんの言わんとしていることが骨太でとても重い。 読み進めながらも、大きな石を飲み込み続けるような 圧迫感というか、重量感というか、 そういうものを感じていました。 ![]() あと、すごく感じたのが、 「文を読むのに力がいる」 という感覚でした。 これ、なんでだろう。共感してくれる人、いるかなあ。 三島由紀夫の文体はとても読みやすく、 読み進めやすいのですが、 大江さんのは一文をさらっと読んだだけでは難しくて 何度もかみ砕きながら読み進める感じでした。 ![]() 読むのに力がいる、といっても、 死者の奢りをはじめ、各著書はとても面白い内容。 何冊かは心に余裕があるときに読んではいましたが、 その後仕事や子育てが忙しくなるに従い、 自然と遠のいてしまいました。 ![]() でも、子育ても落ち着いてきたし、 仕事の合間に、 時間をかけてもう一度読み解くのも いいかもな、と思ったおかんなのでした☆ ![]() ![]() にほんブログ村 ![]() |
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![]() 大江健三郎さんの著書では、エッセイの「「自分の木」の下で」が好きで。特に、人生、ちょっと詰んだというか苦しいな・・・って言う時に「効く」「癒される」って感じで何度か読んでました。これを読んでからの小説も、また、違って読めて良かったです。オススメですよ♪ 合掌 献杯
【2023/03/14 07:24】
URL | なんちゃって #-[ 編集]
なんちゃってさん
コメントありがとうございます!(^-^) そっか、エッセイ・・・!!!そうですね、エッセイから再トライするのもいいな!これはちょっと探してみますね。 読んでみたい。 エッセイって、小説とはまた違って、その人の考え方とかを肩の力を入れずに読めるという魅力がありますよねえ。遠藤周作も、小説は骨太だけど、狐狸庵先生のエッセイとか、飄々としてるもんなあ。 すてきな情報ありがとうです!本屋で探してみまーす!(≧▽≦)
【2023/03/14 09:10】
URL | にわとりおかん #QVmBk27Y[ 編集]
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